催眠療法とインナーチャイルド
インナーチャイルドとは「内なる子供」を意味します。これには大きく分けて3つ(説によっては2つ)の側面があるといわれています。
よく知られるのは、「子供時代に抑圧された感情=傷ついたインナーチャイルド」という側面です。無意識下の心の傷が、思考や行動の激変、仕事や人間関係のつまずきという形で現れると考えられています。
傷ついたインナーチャイルドを催眠療法によって癒し、心的状態を改善しようとするアプローチが年齢退行催眠療法です。過去に退行して当時の自分を慰めたり欲求を満たしたりすることで健全な状態に導くのです。
催眠療法だけでなく、瞑想や心理的エクササイズでインナーチャイルドを癒そうとするアプローチもあります。子供である自分の姿を思い浮かべ、その状態に応じた励ましや受容を行うというもので、一人でも行えることが催眠療法との違いです。
ただし、インナーチャイルドとの対面には注意が必要です。つらい過去と不意に対面して強い衝撃を受けたり、催眠療法を行う者の技量によっては過去と正しく向き合えなかったりもするのです。
催眠療法を受ける際は信頼できる療法士のもと、しっかりと心の準備をして臨むことが大切です。
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